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「動きたいのに疲れる」「楽しいのに、どこかしんどい」そんな“矛盾した感覚”に心当たりはありませんか?
それは、刺激を求める性格と繊細な感受性の両方を持つ「HSS型HSP」特有のキャパオーバー状態かもしれません。
本記事では、HSS型HSPの気質を持つ人がなぜ限界を感じやすいのか、その理由とサイン、
そして心のバランスを取り戻すための具体的な対処法について、やさしく解説していきます。
HSS型HSPがキャパオーバーする理由と、限界を感じたときの対処法
HSS型HSPとは?簡単におさらい
HSS(High Sensation Seeking)は「刺激を求める性質」、
HSP(Highly Sensitive Person)は「刺激に敏感な性質」。
この相反する気質が組み合わさったHSS型HSPは、
- 外に出て人と会うのが好きだけど、あとでぐったり
- 毎日動いていたいけど、気疲れしてしまう
といった「動けるのに疲れる」ジレンマを日常的に抱えています。
「キャパオーバーとは」
キャパオーバーとは、人や物の処理能力の許容量・許容範囲(キャパシティ)の限界を超えた状態を言います。
なぜHSS型HSPはキャパオーバーしやすいのか?
① 楽しい予定を入れすぎて、心が休まらない
刺激が欲しくて、予定をたくさん入れてしまう。
でも、内面ではどんどんエネルギーが消耗していく…。
結果、楽しいはずの予定が「しんどい」に変わることも。
② 頼まれると断れず、つい無理をする
「嫌われたくない」「期待に応えたい」気持ちが強く、無理してでも引き受けてしまう。
この“人のため”が自分をすり減らしてしまうのです。
③ 自分の感情に鈍感になりがち
他人の気持ちには敏感なのに、
「自分は本当はどう感じているか」が分からないことも。
疲れていても「大丈夫」と思い込み、
気づいたときには限界を超えているケースが少なくありません。
限界が近いサインとは?
以下のようなサインに心当たりがあるなら、キャパオーバーが近づいている証拠です。

- 寝ても疲れが取れない/朝からだるい
- 小さなことでも面倒・イライラする
- 人と会うのがしんどい/SNSが億劫
- 無性に泣きたくなる/孤独感が強まる
- 「もう全部やめたい」とふと思う
HSS型HSPは「元気に見える」ぶん、周囲も自分も異変に気づきにくい傾向があります。
限界を感じたときの対処法【実践編】
① 「予定を入れない勇気」を持つ
- スケジュールに“空白”を作る
- 「なにもしない日」を定期的に設ける
忙しくなる前に、“先回りして休む”ことを習慣にしましょう。
② 「NO」を言う練習をする
最初は勇気が要るけれど、
「いまは難しい」「また次の機会に」など、やわらかい断り方でOK。
自分のリソースを守る=本当に大切な人を大事にできることでもあります。
③ 日記やメモで感情を言語化する
「疲れた」「寂しい」「もう嫌だ」
何でもいいので、感情を紙に書き出してみてください。
文字にするだけで、感情の渦から一歩引いて冷静になれます。
④ 五感を整える習慣を持つ
- アロマで落ち着く香りを取り入れる
- やさしい音楽や自然音を聴く
- 光・香り・触感など“心地よい刺激”で、繊細な神経をなだめてあげましょう。
⑤ 共感できる人や環境に頼る
- 同じHSS型HSPの人の体験談を読む
- オンラインコミュニティやカウンセリングを活用する
「ひとりじゃない」と感じられるだけでも、心の安心感はぐっと変わります。
自分のキャパシティを知る第一歩
HSS型HSPは、「まだいける」と思っていても、ある日突然、心がシャットダウンしてしまうことがあります。
だからこそ、“限界のひとつ手前”で気づける力が大切です。
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🔗 HSP診断テスト
- 自分がどんな傾向を持っているか
- 疲れやすさのパターンは?
- どんな働き方・人付き合いが向いている?
診断を通して、「自分だけのリズム」がきっと見えてくるはずです。
まとめ|動きたいのに疲れてしまうあなたへ
HSS型HSPは、「やりたい」と「休みたい」のはざまで、日々を一生懸命に生きている人たちです。
- 予定を減らすことは、怠けではありません
- 自分の本音に正直になることは、わがままではありません
- 「無理しない選択」は、自分にも、周りにもやさしいことです
限界を超える前に、自分を見つめる時間を。
そして少しずつ、「疲れずに楽しめる生き方」を見つけていきましょう。