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shiro(しろ)
・占いや心理学が大好きなブロガー
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・パワーストーンや性格診断の記事も人気!
「タロット占いって、自分のことを占ってもいいの?」
「カードの意味を読み取っても、正しいのか不安になる…」
タロット占いに興味を持った人なら、一度はこんな疑問を感じたことがあるのではないでしょうか。
実は、タロットで“自分自身を占うこと”については、占いの世界でも意見が分かれるのです。
この記事では、「自分占いはなぜ避けた方がいいと言われるのか?」という疑問に丁寧に向き合いながら、タロットをより健全に活用する方法についてもわかりやすく解説していきます。
目次
タロットで自分を占ってはいけない?占い界での考え方

タロットで自分を占ってはいけないと言われる一般的な理由
タロットの世界では、古くから「自分のことは占ってはいけない」という言い伝えがあります。
これは、タロットのリーディングには客観性が求められるため、感情が入りすぎると冷静な判断ができなくなるという理由が大きいです。
特に、悩んでいるときや不安なときほど、「こう出てほしい」という願望が強く働き、カードの意味を自分に都合よく解釈してしまう危険性があります。
タロット占いの基本
タロット占いでは、タロットカードをさまざまな展開方法で開き、未来の状況や対策を導き出します。
この展開方法は、「スプレッド」とも呼ばれています。占う内容によってスプレッドを変えると、より効果的に物事を占うことが可能です。タロット占いでは、占う人の直感が重要視されており、直感に従ってカードが示すメッセージを読み取っていきます。
タロットで自分を占ってはいけないのに賛否が分かれる背景
現代では、「セルフリーディング(自分占い)」を日常的に行っている人も増えており、否定一辺倒ではありません。
賛成派の意見としては、
- 自己理解や内省のツールになる
- 感情を整理できる
- 小さな選択の指針になる
など、自己ケアの一環として活用するスタイルが広がっています。
つまり、ポイントは「どう使うか、どう受け取るか」。
タロットとどう付き合っていくかによって、良い効果にも、逆効果にもなり得るということです。
タロットで自分を占ってはいけないとされる3つの理由
思い込みでカードを都合よく解釈してしまう
タロットカードはシンボリックな絵柄と多様な意味を持ち、解釈にはある程度の柔軟さがあるため、自分の感情や希望が強く入り込むと、偏った読み方をしてしまうことがあります。
例えば、「恋愛はうまくいく?」と聞いてカードを引き、「塔」や「月」が出た場合。
冷静に読めば注意や混乱を表しますが、「これは“浄化のプロセス”かも…」と自分に都合よく読み替えてしまう可能性があります。
不安や期待によって結果に依存してしまう
タロットに答えを求めすぎると、自分の意思や判断が弱くなり、常にカードの結果に頼ってしまうことがあります。
「この先どうなるのか怖いから、毎日占わないと落ち着かない」
「自分の気持ちより、カードの出た通りに行動しなきゃ…」
こういった状態は、タロットをうまく活かしているとは言えません。
占い結果に振り回され、決断力が下がる
本来、占いは“道しるべ”であって、最終的に選ぶのは自分自身。
けれど、自分を占いすぎると、「どうすべきか分からない…」と迷いが深まり、自分で決断できない心の状態に陥ることも。
「自分の力で選んだ」という感覚がないと、行動への責任感も弱くなりがちです。

タロットで自分を占ってはいけない?上手に活用するメリット
自己理解を深めるツールとして使う
自分を占うことには“気づき”や“内省”のきっかけになるというメリットもあります。
モヤモヤしている時や、感情がごちゃごちゃしている時にカードを引くことで、「本当はどう感じているのか」「何に引っかかっているのか」が見えてくることもあります。
占いというより、心の声を整理するツールとして捉えるのがポイントです。
一枚引きで小さく始める方法
本格的なスプレッドではなく、1日1枚引きなどシンプルな形で取り入れると、気軽に使えて負担も少なくなります。
「今日の自分に必要なメッセージは?」という問いに対してカードを引き、日記のようにメモしていくのもおすすめです。
感情を整理し冷静になるための使い方
カードを引くことで、感情的な状態から少し距離を取れることも。
特に怒っている時や落ち込んでいる時に、「今の自分を映す鏡」としてカードを見ると、一歩引いて冷静になるきっかけになる場合もあります。
タロットで自分を占ってはいけない時の注意点と3つのコツ

占う頻度やタイミングをルール化する
「不安だから何度も占う」状態に陥らないよう、頻度やルールを決めておくのが大切です。
例えば…
- 1日1回まで
- 同じテーマは3日以上空けてから占う
- 感情が不安定なときは占わない
など、自分なりのルールを持っておくことで、依存的な使い方を防げます。
結果に依存しすぎない心構えを持つ
タロットはあくまでヒント。
「カードの通りにしなきゃいけない」ではなく、「選択の参考にする」くらいの距離感で付き合うことが、タロットを長く使うコツです。
「自分の感覚」と「カードの示すもの」をバランスよく受け止めていくことが大切です。
客観性を保つ工夫をする
どうしても自分では読みにくい時は、
- 他人になったつもりで読む
- ノートに第三者目線で書き出す
- 信頼できる人に一緒に読んでもらう
といった工夫をすると、自分のバイアスに気づきやすくなります。
タロット 自分を占ってはいけない?Q&A
Q1. タロットで自分を占ってはいけないって本当?
A. 「絶対にダメ」というわけではありません。
ただし感情に流されやすく、結果を都合よく解釈してしまうリスクがあるため「注意が必要」という意味で使われます。
Q2. どうしてタロットは自分を占うとブレやすいの?
A. 人は無意識に「こう出てほしい」という願望を持ちます。
その思い込みがカード解釈に入り込み、客観性を失いやすいのです。
Q3. 自分を占うのにおすすめの方法は?
A. 「一枚引き」が効果的です。
「今日のメッセージは?」など小さなテーマで取り入れると、負担なく気づきを得られます。
Q4. どのくらいの頻度なら大丈夫?
A. 毎日やると依存しやすくなるため、1日1回まで・同じテーマは数日空けて占うのが理想です。
Q5. どうしても客観的に読めないときは?
A. ノートに第三者目線で書く/信頼できる人と一緒に読む/占い師に相談するなど、視点を変える工夫が有効です。
タロットで自分を占ってはいけない?まとめと健全な活用法
自分占いは「ダメ」ではなくバランスが大切
タロットで自分を占うことは、一概に「してはいけない」わけではありません。
ただし、「感情に流されすぎない」「結果を絶対視しない」ことが前提です。
正しく使えば、心を整えたり、自分を深く知るための力強いツールになります。
健全なタロット活用のために意識したいポイント
- 占う頻度・テーマを自分でコントロールする
- カードを“決定”ではなく“ヒント”として受け取る
- 自分の直感や感覚も大切にする
この3つを意識することで、タロット占いは人生の中で安心できる“相談相手”のような存在になってくれるはずです。