この記事を書いた人

shiro(しろ)
・占いや心理学が大好きなブロガー
・MBTI・数秘術・パワーストーンを日々勉強中
・自分を知って、毎日をちょっと楽しく
・読むと元気になれる記事をお届けします
・パワーストーンや性格診断の記事も人気!
「最近ツイていない」「引っ越しや旅行で方角を気にしたい」そんなときに役立つのが九星気学の方位盤です。
この記事では、
- 九星気学の基本
- 方位盤の種類と特徴
- 読み方のステップ
- 吉方位と凶方位の実例
- 日常での活用法
- 注意点と落とし穴
を詳しく解説します。
関連記事 → 次から次へと体調不良…それ、スピリチュアルなサインかもしれません
目次
九星気学とは?
九星気学の起源と特徴
九星気学(きゅうせいきがく)は、古代中国で生まれた歴史ある占術です。
陰陽五行思想をベースに発展し、日本に伝わったのち、独自に進化して広まりました。
特に江戸時代以降は「家相」「方位取り」などとして日常生活に浸透し、旅行・結婚・引っ越しのタイミングを判断する基準として多くの人に親しまれてきました。
現代でも「吉方位旅行」や「引っ越し前の方位チェック」など、暮らしの中で活用され続けている占術です。
九星気学でできること
九星気学の大きな特徴は、時間(年・月・日)と空間(方位)を掛け合わせて運気を読む点です。
- 生年月日から「本命星」を割り出し、自分の性格や運勢の傾向を知る
- 方位を見て「行動の吉凶」を判断する
- 引っ越し・旅行・商談・受験など、人生の選択を後押しするヒントになる
つまり九星気学は、単なる性格診断ではなく「これからの行動にどう活かすか」が重要な占いです。
関連記事 → 「はづき数秘術」の計算方法と4つの数字の意味
(生年月日をもとにした占いとして、数秘術と比較してみるのもおすすめです)
方位盤の基本構造
方位盤の見た目と配置
方位盤は一見するとシンプルな円形の図ですが、そこには宇宙のエネルギーの流れが投影されています。
- 中央(中宮) … その年・月・日を象徴する中心の星が配置される
- 周囲(八方位) … 北・東北・東・東南・南・南西・西・西北に星が配置される
この配置によって、その時期に「どの方角が吉方位か・凶方位か」を読み解くことができます。
方位盤と地図の違い
初心者が最初につまずきやすいのが「方位盤と地図の向きの違い」です。
- 方位盤 … 天文学や風水の流れを汲み、「上=南」「下=北」で描かれる
- 地図 … 現代式で「上=北」になっている
この逆さ配置を知らずに読んでしまうと、吉方位と凶方位を間違えてしまうことも…。
そのため、初めて方位盤を扱うときは必ず「上下が逆である」ことを意識するのが大切です。
初心者の方は特に 「方位盤=上が南、下が北」 と覚えておきましょう。
方位盤の種類と特徴
九星気学では「時間の流れ」によって星の位置が変化します。
そのため、目的やシーンに応じて使う方位盤を選ぶ必要があります。ここでは代表的な5種類を紹介します。
後天定位盤(基本の盤)
- 九星の「定位置」を示した盤で、すべての基礎となる。
- 他の年盤・月盤・日盤などは、この後天定位盤をベースにして星の配置が移動していく仕組み。
初心者はまず、この基本配置を覚えることから始めると理解がスムーズです。
年盤
- 1年間の吉凶を見るときに使う盤。
- 引っ越し、結婚、開業などの「長期的・大きな決断」に向いています。
- 例:「2025年は西が吉方位 → 西の地域への引っ越しが吉」
月盤
- 1か月単位で変化する盤。
- 短期的な行動(旅行・出張・短期留学など)に活用しやすい。
- 「今月は南東が吉 → 出張は南東方面を選ぶ」など、身近に応用できます。
日盤
- その日の吉凶を判断する盤。
- 買い物、友人との食事、デート、面接や試験の日に活用。
- 「今日は北が凶 → 北方面の外出は避ける」といった形で使えます。
時盤
- 数時間ごとの運勢を判断する盤。
- 会議、契約、面接など「時間帯」にこだわりたいときに役立ちます。
- 例:「午後2時〜4時は吉 → その時間に契約を行う」
年盤・月盤・日盤を組み合わせて吉方位が重なる日を「最大吉方日」と呼び、開運行動に最適とされています。
関連記事 → 【運命数の相性一覧】数秘術でわかる性格と相性の早見表付き(九星気学とあわせて、自分の数秘を知っておくとより理解が深まります)
本命星の調べ方
本命星とは?
本命星とは、生年月日から割り出される「自分を象徴する星」のこと。
その人の基本的な性格や運勢の流れを示し、吉方位・凶方位を判断する際の基準となります。
- 人間の“性格の傾向”を知る手がかり
- 一生を通じての「ベースの運勢」を示すもの
- 年ごとの星の移動と組み合わせて「その年の吉凶」を見る
本命星の算出方法
- 九星計算表を利用するか、オンラインの「本命星計算ツール」で簡単に調べられます。
- 例:1990年生まれ → 六白金星
- 1995年生まれ → 三碧木星
自分の本命星を知ることは、九星気学を始める最初の一歩。
これを知らないと方位盤も読めません。
方位盤の読み方(基本ステップ)
「本命星を知ったら、実際にどうやって方位盤を読むの?」という方のために、初心者でも迷わないステップを紹介します。
ステップ1:本命星を確認する
生年月日から本命星を割り出す。
ステップ2:目的に合った盤を選ぶ
- 引っ越し → 年盤
- 旅行 → 月盤
- 買い物・外出 → 日盤
ステップ3:本命星の位置を探す
選んだ盤で、自分の星がどの方位にあるかを確認する。
ステップ4:吉凶を判断する
自分の星の位置や、向かう方位にある星を確認して「吉」か「凶」かを判断。
例:「自分の星が南にあり、その年の南が凶 → 注意」
慣れてきたら、複数の盤を照らし合わせて「総合的に吉方位を判断」するのがおすすめです。
方位盤の読み方ステップ
ステップ1:本命星を確認する
まずは自分の「本命星」を調べましょう。
これは生年月日をもとに算出される、九星気学でのあなたの象徴星です。
- 例:1990年生まれ → 六白金星
- 1995年生まれ → 三碧木星
計算表やオンラインの無料ツールを使えば数秒で調べられます。
ステップ2:目的に合った盤を選ぶ
次に「どの盤を使うか」を決めます。目的によって使う盤は違います。
- 引っ越し → 年盤(長期的な運を判断)
- 旅行 → 月盤(数日〜数週間の計画に)
- 日常生活 → 日盤(今日の行動に使う)
「目的に応じて盤を切り替える」ことが、九星気学を使いこなすコツです。
ステップ3:星の位置を探す
選んだ盤の中で、自分の本命星がどの方位にあるかをチェックします。
- 例:自分の星が「東」にある → その月や年は「東」の意味が強まる
この時、「方位盤は上が南、下が北」という点を忘れずに。
地図と逆になるため、初心者が一番間違えやすいポイントです。
ステップ4:吉凶を判断する
最後に、自分の星や目的の方角にある星を見て、吉か凶かを判断します。
- 吉星 → チャンスやエネルギーを運んでくれる
- 凶星 → トラブルや停滞を引き寄せる可能性
例えば「今年の南西は凶方位」と出たら、南西への引っ越しや旅行は避けたほうが安心です。
関連記事 → 黒い影が見えたらどうする?意味と安心できる向き合い方
(方位だけでなく「不思議なサイン」から運気を読み解く視点も参考に)
吉方位と凶方位の具体例
吉方位とは?
吉方位とは、自分にとって「運を運んでくれる方向」です。
その方角に行動を起こすことで、エネルギーを取り込みやすくなります。
- 恋愛運を上げたい → 吉方位の神社で縁結び祈願
- 健康運を整えたい → 吉方位の温泉でリフレッシュ
- 金運や仕事運を伸ばしたい → 吉方位のカフェで商談
吉方位は「目的に応じて選ぶ」のがポイント。
同じ方位でも人によって意味が異なる場合があります。
凶方位とは?
凶方位とは、行動を避けた方がよい方向です。
凶方位に向かって大きな行動を起こすと、思わぬトラブルを呼びやすくなるとされています。
- 人間関係がこじれる
- 計画がうまくいかない
- 体調を崩しやすい
「必ず不幸が起こる」というわけではありませんが、わざわざ凶方位を選ぶ必要はないでしょう。
凶方位の代表例
五黄殺(ごおうさつ)
九星の中でも最も強い凶作用を持つ。事故や病気など、注意すべき方位。
暗剣殺(あんけんさつ)
自分では避けにくいトラブルに巻き込まれやすい。人間関係に影響が出やすい。
破壊殺(はかいさつ)
物事が壊れる、破談になるなど「縁が切れる」ことに関わりやすい。
行動を決める際は、まずこの3つの凶方位を避けることから始めると安心です。
関連記事 → 人が離れる理由とスピリチュアルな意味
(人間関係の変化も、運気や方位と深い関わりがあります)
九星気学を日常生活に活かす方法
九星気学は「難しい占術」と思われがちですが、実際には日常生活のあらゆるシーンで役立ちます。
大きな決断からちょっとした外出まで、方位盤を取り入れることで運を味方につけることができます。
旅行に活用する
吉方位に向かう旅行は「開運旅行」と呼ばれ、気分転換以上の効果があるとされています。
- 吉方位に行くことで、心身がリフレッシュし、運気の流れを取り込みやすくなる
- 特に温泉や神社仏閣など「浄化の場」に行くと効果的
- 凶方位の旅行を避けるだけでも、無用なトラブルや体調不良を回避できる
「旅行先選びを迷っているときは、まず吉方位を確認する」のが習慣化のコツです。
引っ越しに活用する
引っ越しは人生における大きな節目です。
そのため九星気学を重視する人が多い分野でもあります。
- 吉方位に引っ越すと、新しい環境になじみやすく、生活がスムーズに回る
- 凶方位に引っ越すと、最初から人間関係や体調面でつまずきやすい
- 家相や風水と組み合わせると、より強力なサポートが期待できる
長期的な運の流れを考えるなら「年盤」を使って判断するのがおすすめです。
仕事に活用する
ビジネスシーンでも方位盤は応用できます。
- 商談や契約を「吉方位」で行うと、相手との関係がスムーズになりやすい
- 出張先を吉方位に設定すれば、運気の流れに乗りやすい
- 会議や面接の時間を「時盤」で見て選ぶことも可能
仕事運を高めたい人にとって、吉方位の活用は「隠れた武器」になります。
恋愛に活用する
恋愛や人間関係においても吉方位は大きな意味を持ちます。
- デートを吉方位のカフェやレストランで行うと、自然と会話が弾みやすい
- 縁結びや恋愛成就を願うなら、吉方位の神社を選ぶと効果的
- 凶方位での出会いやデートは、誤解やすれ違いが起こりやすいとされる
方位を意識するだけで「恋の流れ」を後押しできるのは、九星気学ならではの魅力です。
方位盤活用の注意点
便利な九星気学ですが、気をつけるべきポイントもあります。
方位のズレに注意
- 方位盤は「上=南」「下=北」と地図と逆になっている
- この基本を間違えると吉凶の判断が真逆になるので注意
一つの盤だけを信じない
- 年盤が吉でも、月盤や日盤では凶になることがある
- 複数の盤を照らし合わせ、総合的に判断するのがベスト
吉方位にこだわりすぎない
- 「必ず吉方位に行かなければ」と縛られると、生活が不便になる
- あくまで「運を後押しする参考」として活用するのが吉
関連記事 → MBTI×音楽の好み徹底分析|16タイプ別おすすめジャンル&聴き方の特徴とは?
(性格診断と方位学を組み合わせると、さらに深い自己理解につながります)
まとめ
- 九星気学は「時間」と「空間」を組み合わせて運を読む占術
- 方位盤は「行動の吉凶」を判断するための地図
- 本命星を調べ、目的に応じて盤を選び、吉方位を活用するのが基本
旅行・引っ越し・仕事・恋愛・日常のあらゆる場面に九星気学を取り入れることで、自然に「運を味方につける生活」ができます。