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「最近なんとなく運が悪い気がする…」「引っ越しや旅行の方角って気にした方がいいの?」そんなふうに感じたことはありませんか?
そんなときに参考になるのが、日本の伝統的な占術である九星気学(きゅうせいきがく)です。
九星気学では、生年月日をもとに九つの星(九星)を割り出し、運勢や方位の吉凶を読み解きます。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく、方位盤の基本的な見方から吉凶の判断方法までを解説していきます。
九星気学の方位盤の基本構造
九星気学の方位盤は、一見するとただの「円形の図」に見えますが、実はその中に運命を左右するヒントがたくさん詰まっています。
まず中心に位置するのが「中宮(ちゅうぐう)」と呼ばれるエリア。ここにはその年・月・日などの中心となる九星が配置され、周囲の八方位に他の星が散らばる形になります。
方位盤の構造は以下のようになっています。
- 中央(中宮):その時期の中心星
- 八方位:北・東北・東・東南・南・南西・西・西北にそれぞれ星が配置
- 上が南、下が北、左が東、右が西という配置
この独特な方位の取り方は、古来の天文学や風水の影響を受けていると言われています。現代の地図とは向きが逆なので、初めての方は間違えやすい点でもあります。
『九星気学』とは?
『九星気学(きゅうせいきがく)』とは、古代中国発祥の歴史ある占術の一つ。九星気学では、絶えることなく循環する宇宙ののエネルギー「精気」の状態から、人の運勢・今や未来に訪れる運気、方位の吉凶を占うことができます。
九星気学の方位盤の種類
九星気学では、「時」や「運気」は固定されたものではなく、年・月・日・時間といった時間の流れに応じて変化すると考えられています。
そのため、それぞれのタイミングに応じた方位盤を使う必要があります。
1. 後天定位盤(こうてんじょういばん)
九星の「基本の定位置」を示したもので、九星気学のベースとなる方位盤です。
すべての判断の基礎になるため、最初にこれを覚えることが重要です。
2. 年盤(ねんばん)
1年を通じての運気や方位の吉凶を見るのに使います。
たとえば、「今年の旅行先はどの方位がいいか?」など、長期的な計画に活用します。
3. 月盤(げっぱん)
月単位で九星の配置が変わります。
比較的短期間の行動(1〜2週間の出張や、日々の開運行動など)に使いやすいです。
4. 日盤(にっぱん)
日単位での吉方位判断に使います。
買い物や外出、重要な予定がある日の「良い方角」を知ることができます。
5. 時盤(じばん)
数時間単位の吉凶を見たいときに。
風水の観点でも使われることがあり、引っ越し作業や契約のタイミングなど、ピンポイントで活用する方もいます。
併用のコツ
本格的に活用する場合、年盤・月盤・日盤を組み合わせて、吉方位が重なるタイミングを狙うのがベストとされています。
これを「最大吉方日」と呼び、運気アップのチャンスとして重宝されています。
九星気学の方位盤の見方
「方位盤があっても、どう見ればいいの?」という方も多いはず。
ここでは基本的な使い方を、ステップごとにご紹介します。
ステップ1:本命星を調べる
まず、自分の生年月日から「本命星」を調べましょう。
これは九星気学における「自分の星」のこと。
以下のようなサイトを使えば簡単にわかります。
- 九星気学無料占いサイト
- Picora(ピコラ)
- 暦注彩景(れきちゅうさいけい)
ステップ2:対象の方位盤を選ぶ
「今年」「今月」「今日」など、目的に応じて年盤・月盤・日盤の中から使いたい盤を選びます。
ステップ3:本命星の位置を確認
選んだ盤の中で、自分の本命星がどの方位にあるかを確認します。
その方位によって、あなたの運気の流れが見えてきます。
ステップ4:吉凶を判断する
自分の星が位置する方位、または向かおうとしている方角にある星をチェックし、それが吉星か凶星かを見極めます。
吉方位と凶方位の判断
吉方位とは?
自分の本命星と相性が良い方位で、運気を高めるとされる方向です。
特に旅行や引っ越し、商談、婚活など、運を味方につけたいシーンで活用されます。
凶方位とは?
逆に、本命星と相性が悪く、災いやトラブルを呼び込みやすい方角です。
とくに注意したい凶方位は以下の通り
- 五黄殺(ごおうさつ):五黄土星がある方位は、最も強い凶作用を持ち、事故や体調不良の原因になるとされます。
- 暗剣殺(あんけんさつ):目に見えないトラブルや人間関係の問題を引き起こしやすいとされる。
- 破壊殺(はかいさつ):物事が壊れる、または破談になる可能性があるとされる凶方位。
行動を起こす前にこれらを避けるだけでも、大きなトラブル回避につながります。
九星気学の方位盤を活用する際の注意点
方位のズレに注意!
地図やスマホのコンパスと、方位盤の南北は正反対。
方位盤では「上が南」ですので、間違えないようにしましょう。
一つの盤だけに頼らない
年盤だけを見て吉でも、月盤や日盤が凶である場合、その方位は避けるべきこともあります。
可能であれば、複数の盤を照らし合わせる「総合判断」を心がけてください。
吉方位にこだわりすぎない
吉方位を意識しすぎて無理なスケジュールを組むと、かえってストレスになってしまうことも。
あくまで「参考」として柔軟に活用するのが吉です。
まとめ
方位盤の見方をマスターすれば、日常生活での選択がより前向きに、そして運気の流れを味方にできるようになります。
九星気学の知識は難しそうに思えるかもしれませんが、基本を押さえるだけでも大きな違いを実感できるはず。
ぜひ、この記事をきっかけに、自分にとっての「良い方角」を見つけてみてください。
そして、旅行や引っ越し、大事な予定の前には、一度方位盤をチェックしてみましょう!