HSP 心理学・性格診断

HSPの4タイプ診断|あなたはどの敏感タイプ?特徴とセルフケア法つき

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shiro(しろ)

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「HSP」と聞くと、「繊細な人」「人に気を使いすぎる性格」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。

でも実は、HSPには4つのタイプがあり、それぞれに違った感じ方・考え方の傾向があるのです。

自分がどのタイプに当てはまるのかを知ることで、日常生活で感じる「なんとなく生きづらい…」という感覚の正体がわかり、対処法も見えてきます。

この記事では、心理学者エレイン・アーロン博士が提唱する「DOES理論」に基づいて、HSPの4タイプを解説し、あわせて、簡単なセルフチェック診断や、タイプ別のセルフケア方法も紹介します。

目次

HSP 4つの分類診断|DOES理論に基づくタイプ解説

HSPの特徴は4つに分類できますが、人によってどのタイプが強く出るかは異なります。


ここでは、それぞれのタイプを詳しく見ていきましょう。

HSP 4つの分類診断|Dタイプ:深く考える「熟考型」

特徴

  • 物事を深く考える
  • 慎重で、じっくり情報を処理する
  • 決断までに時間がかかる
  • ひとつの出来事から多くのことを想像してしまう
  • メリット:分析力や洞察力が高く、リスク回避能力に優れています。
  • デメリット:思考が止まらず、心が疲れやすい。考えすぎて動けないことも。

セルフケアのヒント

  • 情報を入れすぎず、考える時間を区切る
  • 「今できること」に集中する
  • ひとりの時間を意識的に確保する

HSP 4つの分類診断|Oタイプ:刺激に圧倒されやすい「過敏型」

特徴

  • 大きな音・強い光・人混みが苦手
  • 多くの予定や刺激をこなすとすぐ疲れる
  • 外出のあとはどっと疲れる
  • メリット:環境に敏感なので、異変や危機にもすぐ気づく
  • デメリット:ストレスの蓄積が早く、生活に制限が出やすい

セルフケアのヒント

  • 予定を詰め込みすぎない
  • 音や光をコントロールできる空間を用意
  • 短時間でもこまめな休息を

HSP 4つの分類診断|Eタイプ:共感しすぎる「感情敏感型」

特徴

  • 相手の気持ちを自分のことのように感じる
  • ドラマや映画で涙もろい
  • 怒っている人がいると、自分も緊張する
  • メリット:人に寄り添う力、ケアする力が高い
  • デメリット:他人の感情に巻き込まれ、自分の感情が分からなくなることも

セルフケアのヒント

  • 自分と他人の感情を意識して区別する
  • 気持ちを言葉にしてノートに書き出す
  • 情報から距離をとる(SNS断ちなど)

HSP 4つの分類診断|Sタイプ:微細な変化に敏感な「繊細型」

特徴

  • 空気の変化、小さな物音、香りに敏感
  • 場の雰囲気が変わるとすぐ察知する
  • 微妙なニュアンスの違いを感じ取る
  • メリット:芸術的感性や観察力に優れている
  • デメリット:周囲に過敏すぎて気疲れすることも多い

セルフケアのヒント

  • 美術・音楽・自然などの“感性活動”に触れる
  • 自分の繊細さを「強み」と認識する
  • 五感が喜ぶ環境を整える(お気に入りの香り・音楽など)

HSP 4つの分類診断前に知っておきたい基本特徴とは?

HSP=Highly Sensitive Person(非常に敏感な人)

HSPとは、五感や感情、環境の変化に対してとても敏感に反応する「気質(気持ちの傾向)」を持った人のことです。

エレイン・アーロン博士によって1990年代に提唱され、現代では多くの人がHSPとしての特徴に共感を寄せています。

ポイントは、「病気」ではなく「生まれつきの性質」だということ。

HSPは「治すもの」ではなく、うまくつき合い、活かしていく気質です。

HSPの主な特徴(DOESモデル)

HSPには共通する4つの特徴があります。それを表すのが、以下の「DOESモデル」です。

  • D:Depth of processing(深く処理する)
  • O:Overstimulation(刺激を受けやすい)
  • E:Emotional reactivity and empathy(感情反応・共感力が高い)
  • S:Sensitivity to subtleties(微細な刺激に気づく)

この4つすべてが当てはまると、HSP傾向が強いとされています。

HSPは「珍しい人」ではない

HSPは全人口の15~20%、つまり5人に1人はHSPの特性を持っているとされています。

自分のまわりにHSPの気質を持つ人がいても、不思議ではありません。

あなたはどのタイプ?HSP 4つの分類診断テスト(簡易チェック)

以下の質問に「はい/いいえ」で答えてみましょう。
もっとも多く当てはまったタイプが、あなたの傾向に近いと考えられます。

質問該当タイプ
物事をじっくり考えすぎて決断できないことが多いD
一度にたくさんの刺激があると疲れやすいO
人の気持ちに引っ張られやすいE
小さな変化によく気づくS
頭の中でシミュレーションを何度もしてしまうD
人混みや騒がしい場所が苦手O
感動した映画や本で泣きやすいE
空気が変わる瞬間に敏感だと感じるS
情報を深く読み解くのが得意だと言われるD
音や匂いに敏感で気が散ることがあるS

チェックのポイント
最も多く当てはまったアルファベット(D/O/E/S)が、あなたの主傾向です。

複数に当てはまる方もいます。どれが一番“疲れの元”になっているかで判断するのもOK。

あなたが感じる“敏感さ”を、少しだけ柔らかく受け止めるヒントとして、パワーストーンの力に触れてみるのも一案です。
アマゾナイトの不思議|希望を与える“ホープストーン”の秘密

HSP 4つの分類診断後に実践したいセルフケアと人との接し方

自分に合った過ごし方を意識しよう

それぞれのタイプには、心身を落ち着かせる過ごし方があります。

  • Dタイプ:インプットを制限し、静かな時間を確保
  • Oタイプ:一人になれる逃げ場を用意
  • Eタイプ:感情の境界線を意識し、人との距離を保つ
  • Sタイプ:五感が喜ぶ環境を整える(照明・音・香り)

他人との接し方のヒント

  • 「苦手」と思う人との距離は詰めなくてもいい
  • 自分の感受性やペースを伝える練習も大事
  • 話すより「自分の感じ方を説明する」ほうが誤解が少ない

タイプ別おすすめの職場環境や仕事

タイプ向いている仕事・環境例
D企画、研究職、分析、執筆、プログラミング
Oフリーランス、在宅ワーク、ルーティン系事務
Eカウンセラー、福祉、接客(少人数)
Sアート、写真、デザイン、編集、品質管理

HSP 4つの分類診断に関するよくある質問(Q&A)

Q1:HSPの4タイプは診断で正確にわかるの?

A:完全に正確というわけではありませんが、自分の傾向を知るためのヒントになります。

HSPの4タイプ(D・O・E・S)はあくまで分類モデルです。

複数のタイプに当てはまる方も多いので、「どれが一番疲れの原因か」を意識してみてください。


▶ もっと詳しく知りたい方はこちら:
HSPの4タイプとは?自分らしさを知る最初の一歩

Q2:D・O・E・Sタイプは、どれが良い・悪いというのはありますか?

A:ありません。どのタイプも強みと弱みを持っています。

たとえば、Dタイプは思慮深さ、Oタイプは危機察知力、Eタイプは共感力、Sタイプは感性や観察眼に優れています。

大切なのは、「自分の気質をどう活かすか」です。

Q3:HSPのタイプは変わることがありますか?

A:人生経験や環境によって、出やすい傾向が変化することはあります。

たとえば、成長とともに共感力(E)が増したり、社会経験を通じて深く考える力(D)が強くなることもあります。

タイプは固定ではなく、グラデーションのようなものです。

Q4:セルフケアはどうやってタイプ別に選べばいいですか?

A:自分が「疲れやすい場面」や「ストレスを感じる傾向」に注目してみましょう。

たとえば、刺激に弱いOタイプは環境のコントロールが重要、共感しすぎるEタイプは感情の境界線を意識することが大切です。

人混みや感覚の過負荷なら対策が必要ですし、感情的疲れなら心の境界線を意識するのが効果的です。


▶ 関連記事はこちら:
HSPは3人以上の会話が苦手?その理由と対処法を徹底解説

心がクリアになる石ってあるのかな?と思ったら、「迷いや感情の揺れを落ち着かせてくれるアキシナイト」も優しい味方になり得ます。
アキシナイトの石言葉と意味|ブレない自分へ導く“決断の石”

Q5:診断した結果に当てはまらないと感じたらどうすればいい?

A:複数タイプが混ざっていることも多く、自分の「疲れやすさの元」を見つけやすくなります。

「DとE両方に当てはまる」など、複数のタイプを併せ持つHSPさんも多いです。


▶ 他の記事も参考に:
「同い年といると疲れる…」それ、HSPかもしれません

診断は「決めつける」ためではなく、自分を知るための第一歩と考えてみてくださいね。

まとめ|HSP 4つの分類診断は“繊細さを才能に変える”第一歩

HSPの4タイプは、どれも「厄介な特性」ではなく、あなたらしさを形づくる大事な要素です。

まずは自分がどのタイプかを知り、その特徴を否定するのではなく、活かしながら自分に合う生き方を探していくことが大切です。

敏感であることは「弱さ」ではなく「深さ」。
あなたの繊細さを理解し、大切にするところから、生きやすさは始まります。

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