九星気学 占い

九星気学の傾斜の計算方法と活用法:内面を読み解く鍵

この記事を書いた人

占いや心理学が大好きなブロガー

・MBTIや数秘術を学びながらブログで発信中

・「自分を知ることで毎日がちょっと楽しくなる」

そんな情報をお届けしています。

「性格が見えにくい人がいる」「自分自身でも本当の気持ちがわからない」そんなふうに感じたことはありませんか?

そんなときにヒントをくれるのが、九星気学の「傾斜(けいしゃ)」です。

九星気学では、通常「本命星(ほんめいせい)」や「月命星(げつめいせい)」を使って、その人の運勢や性格、吉方位などを占います。

この記事では、九星気学における傾斜の出し方と意味、そして日常でどう活かせるのかを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

九星気学の傾斜の計算方法と活用法:内面を読み解く鍵

傾斜とは何か?九星気学での役割と意味

まず、九星気学で用いる3つの星について簡単に説明します。

  • 本命星(ほんめいせい):生まれ年から割り出す星。表向きの性格や基本的な性質を表します。
  • 月命星(げつめいせい):生まれ月から割り出す星。日常の行動パターンや思考傾向に関係します。
  • 傾斜宮(けいしゃきゅう):本命星と月命星の「位置関係」から導き出される、潜在的な性格や心の深層を表すもの。

傾斜宮は、自分でも気づかない無意識の反応や価値観の癖を映し出してくれる「内面の鏡」。


「なぜか同じことで悩む」「特定の人とだけ衝突しやすい」そんな行動の裏にある“理由”を教えてくれるツールなのです。

傾斜の出し方(計算ステップ)

傾斜宮を導き出す方法は、意外とシンプルです。

以下の手順にそって確認してみましょう。

ステップ1:本命星と月命星を調べる

自分の生年月日から「本命星」と「月命星」を割り出します。


ネット上の九星気学の無料ツールやアプリを使えばすぐに調べられます。

九星盤計算ツールはこちら:九星気学|完全無料「九星盤計算」あなたの性格・運命の流れ

ステップ2:後天定位盤を確認する

「後天定位盤」は、九星の定位置を示した基本の盤です。


これに自分の本命星と月命星がどこに配置されているかをチェックします。

ステップ3:直線の延長上にある「宮」を割り出す

後天定位盤上で、本命星と月命星を直線で結んだとき、その延長線上にある宮(方位)を探します。


この「延長上の宮」が、あなたの傾斜宮です。

例:

  • 本命星=三碧木星(震宮)、月命星=六白金星(乾宮)
    → 二つの星の延長上にあるのは「坎宮(かんきゅう)」
    → あなたの傾斜宮は坎宮傾斜となります。

傾斜宮の意味とあなたの“内面”の姿

傾斜宮には、それぞれ独自の「内面的傾向」があります。

以下に宮ごとの特徴を簡単にご紹介します。

傾斜宮キーワード内面的な傾向
乾宮(けんきゅう)自立・完璧主義リーダー気質。人に弱みを見せにくい。
兌宮(だきゅう)愛されたい・社交的人の目を気にしやすく、華やかな場を好む。
離宮(りきゅう)知性・感情の波繊細で感受性が豊か。表現や芸術に優れる。
震宮(しんきゅう)チャレンジ精神変化を恐れず、行動派。ただし落ち着きに欠ける面も。
巽宮(そんきゅう)柔軟・自由風のようにフラット。適応力が高く、周囲に合わせがち。
坎宮(かんきゅう)内省・見えない力心の深い部分に敏感。スピリチュアルな感性を持つ。
艮宮(ごんきゅう)慎重・継続力コツコツ積み上げるタイプ。やや頑固でマイペース。
坤宮(こんきゅう)献身・共感性面倒見がよく、人を支えることで自己価値を感じる。

※中宮(ちゅうぐう)は傾斜宮にはなりません。

傾斜を知るとどんなことに活かせる?

傾斜は「自分でも気づかない心のクセや本音」を教えてくれます。


うまく活用することで、以下のような悩みの解決に役立ちます。

1. 自己理解が深まる

「自分ってなんでこう感じるんだろう?」
そんなモヤモヤに気づきが得られることで、自己肯定感がアップします。

2. 対人関係のギャップが減る

  • 「あの人、どうしてこういう態度なんだろう?」
  • 「自分が悪いのかな?」

→ 傾斜を知ることで、自分と相手の内面の違いがわかり、人間関係に安心感が生まれます。

3. 恋愛・職場・家庭での“すれ違い”が減る

恋人、上司、親子など、身近な人間関係ほどストレスが溜まりがち。


傾斜は、感情の深層を理解するツールとして、イライラや不安の根っこを和らげてくれます。

4. 適職や働き方のヒントにも

たとえば、巽宮傾斜の人は「空気を読む」「サポートが得意」といった傾向があるため、調整役や裏方の仕事が向いているかも。


→ 自分の“得意な働き方”を再発見できます。

よくある誤解と注意点

  • 「傾斜だけ見ればOK」ではない
     → あくまで本命星・月命星との“総合判断”が大切。
  • 吉凶ではなく“気づきのヒント”として見ること
     → 傾斜宮は「この性格は良い/悪い」と判断するものではありません。あなたらしさの一部です。
  • 複数の傾斜宮を持つ場合もある
     → 星の位置関係や干支との関係で、複数の傾向が出ることも。柔軟にとらえることが大切です。

まとめ|傾斜を味方にすると、人生はもっとラクになる

傾斜は、自分の無意識の価値観や感情パターンを理解するための、九星気学ならではの“深読みツール”。


表面的な性格判断だけでは見えなかった“本当の自分”が、そこに映し出されています。

ポイントのおさらい

  • 傾斜宮は「本命星×月命星の位置関係」から出す
  • 8つの傾斜宮それぞれに“深層心理”の特徴がある
  • 自己理解、対人関係、職場や家庭での応用にも効果的
  • 吉凶よりも「自分を知ること」に意味がある

「自分ってこういう面もあったんだ」と気づくことが、人生を軽やかにしてくれます。


九星気学の傾斜を、あなた自身を大切にするヒントとして、ぜひ活用してみてくださいね。

  • この記事を書いた人

shiro

・占いや心理学が大好きなブロガー ・MBTIや数秘術を学びながらブログで発信中 ・「自分を知ることで毎日がちょっと楽しくなる」 そんな情報をお届けしています。 読んだ人が前向きになれるような、性格診断&占いコンテンツを心がけています。

-九星気学, 占い