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shiro(しろ)
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HSP(Highly Sensitive Person)は、他人の感情や環境に敏感に反応する人のこと。
ニュース映像や報道に触れるたび、胸がざわついたり、ネガティブな思考に引き込まれやすかったり…それはあなたの優しさゆえでもあります。
しかしそのままでは心が疲弊してしまうことも。
この記事では「ニュースでつらくなったときに、自分の心を守る」ための具体的な方法を、7つのステップでご紹介します。
目次
HSPがニュースでつらくなったときの心の守り方7選
① ニュースを「制限する・習慣にしない」
まずはニュースを見る頻度を減らすことから。
- 「朝だけ5分」「夜は見ない」などルールを決める
- スマホの速報通知をオフにする
- 寝る前はニュースを見ず、音楽や読書に切り替える
情報の摂りすぎは、HSPにとっては“心のノイズ”になります。自分を守るために、情報の量をコントロールしましょう。
② 信頼できるニュースソースだけを選ぶ
センセーショナルな見出しや煽り記事は、HSPの感情を大きく揺さぶります。
- 公共放送(NHK)や専門家の発信
- 感情的な文体よりも、事実ベースの記事
こうした「落ち着いたトーンの情報源」を選ぶことで、冷静に物事を受け取れるようになります。
③ 映像ではなく「文字・音声」で受け取る
映像は視覚・聴覚の両方を刺激するため、HSPには負担が大きいことも。
- ラジオやポッドキャスト(Voicyなど)
- 文字で読むニュースアプリ
など、感情の起伏が少ない手段を選ぶと安心です。
文字情報なら、自分のペースで読むこともできます。
④ つらい感情を「否定せず、そのまま受け止める」
「こんなことで落ち込むなんて…」と責めるのは逆効果。
「私、つらかったんだな」「悲しかったんだね」と、自分に寄り添う声かけを習慣にしましょう。
たとえば、
- 「よく頑張ってるよ」
- 「それだけ優しい心を持ってるってことだよ」
と、自分の繊細さを“弱さ”ではなく“優しさ”として認めることが大切です。
⑤ 感情を書き出したり、話したりして外に出す
感情がぐるぐるするときは、外に出すことで整理できます。
- ノートに気持ちを書く(ジャーナリング)
- 信頼できる人に話す
- HSP向けコミュニティでつぶやく
自分の中に溜めずに「出す」ことで、モヤモヤが和らぎやすくなります。
「でも、話せる相手がいない」「どこに安心して言葉を吐き出せばいいの?」
そんなときにおすすめなのが、HSP向けの優しいコミュニティです。
HSPの気質に寄り添ってくれる、安心してつながれる場所をこちらで紹介しています⇨HSPが安心してつながれるおすすめコミュニティー7選
⑥ 情報から意識的に「距離を置く日」をつくる
1日まるごと、ニュースから離れて過ごすだけでも、心は大きく回復します。
- スマホを触らず自然の中へ
- 森林浴、公園でのんびり読書
- 音楽を聴きながらストレッチ
HSPにとって「静けさ」は回復のエネルギー源です。定期的に“情報デトックス”を取り入れてみましょう。
⑦ 小さな行動で「無力感」を癒す
つらいニュースに触れると、「自分には何もできない」と無力感に包まれることがあります。
でも、小さな優しさの行動が、あなた自身を救ってくれます。
- 少額の募金や署名に参加する
- 家族に「ありがとう」を伝える
- SNSで前向きな思いをシェアする
「何もできない」ではなく、“今できること”に意識を向けることで、心は少しずつ整っていきます。
ニュースがつらいと感じるHSPの特徴とは

HSPがニュースでつらくなるのは「共感力」が高いから
HSPは、もともと他人の感情や出来事に強く共感する気質を持っています。
そのため、ニュースで流れる災害・事件・社会問題などの報道に触れると、まるで自分のことのように心が痛んでしまうことがあります。
- 被害に遭った人の表情に心が引き込まれてしまう
- 社会の不安定さを「自分の責任」のように感じてしまう
- 辛いニュースが頭から離れず、日常生活に影響が出る
これらは、「優しさ」や「思いやり」が強いからこその反応。
ですが、心がずっと緊張状態のままだと、疲労や不安、無力感につながってしまうこともあります。
「感じすぎる自分を責める」のではなく、「どう守るか」に意識を向けることが、HSPにとって大切なスタートです。
特に「刺激を求めるけれど繊細」なHSS型HSPの方は、心のバランスを取るのが難しいと感じやすい傾向もあります。
➤ HSS型HSPは本当に“変わってる”?その理由と個性を活かすヒント
つらいニュースから距離を取るための環境づくり
つらい情報を遮断する仕組みづくりがHSPには有効
「つい見てしまう」「つい気になってしまう」HSPにとって、意識だけで情報を制限するのは難しいことも。
だからこそ、物理的・仕組み的に“情報から距離を取る工夫”が非常に有効です。
- スマホの通知を切る(速報やニュースアプリ)
- SNSのフォローを一時的に見直す
- スクリーンタイム(使用時間制限)機能を使う
- スマホを別室に置いて過ごす時間をつくる
こうした仕組みを取り入れることで、無意識に受け取っていた刺激を減らすことができ、安心できる時間が増えます。
HSPにとっては、「見ない」だけでなく、「見えないようにする」ことが、自分を守る第一歩です。
ニュースに敏感なHSPが安心して過ごすための習慣

「心を整える習慣」が情報の刺激から身を守る
ニュースを見てつらいと感じたとき、心を回復させるために大切なのは、“安心できる時間”を自分で意識的に持つことです。
たとえばこんな習慣が、HSPの心を整えてくれます。
- 朝の深呼吸や軽いストレッチで気持ちをリセット
- 1日1回、「よかったこと」をノートに書く
- お気に入りの香りや飲み物で五感をリラックス
- 自然の中を歩く「情報オフ」の散歩時間をつくる
これらはすべて、“過剰に受け取った情報や感情をリリースするための習慣”です。
心が揺さぶられるニュースに触れたときほど、意識的に「ほっとする時間」を持ち、情報と感情のバランスを整えていきましょう。
HSPとニュースとの付き合い方 |よくある質問(Q&A)
Q1. ニュースを見ないと無関心な人に思われませんか?
A. 無関心とは違います。自分の心を守るために「見る量を調整する」ことは、健全な自己防衛です。
Q2. 大事な情報を見逃さないか不安です…
A. 本当に大切なニュースは、まわりから自然と入ってくるものです。
一時的に離れても、本質的な情報は見失いません。
Q3. 罪悪感なく情報から離れるにはどうしたらいい?
A. 「自分が元気でいることが、誰かのためになる」と考えてみてください。
あなたの優しさは、まず自分自身にも向けてOKです。
6. まとめ|HSPは「情報の受け取り方」で心を守れる
HSPにとって、ニュースはただの情報ではなく、心に直結する“刺激”です。
だからこそ、
- 受け取り方を工夫する
- 自分の心を労わる
- 無理せず距離を置く
こうした選択を、「弱さ」ではなく「自己愛」として大切にしてください。
あなたのやさしさが、まずはあなた自身を傷つけないように。
情報の波に飲まれず、自分らしく過ごせる日々が訪れますように。