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HSS型HSPは変わってる?その理由と個性の活かし方を解説

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「よく“変わってる”って言われるけど、自分では普通のつもり…」そう感じたことはありませんか?

HSS型HSP(High Sensation Seeking × Highly Sensitive Person)は、刺激を求めて行動したい気持ちと、繊細で敏感な感受性を併せ持つ特性です。

この2つの相反する要素が同居していることで、周囲から“理解されにくい人”と見られがちです。


この記事では、HSS型HSPが「変わってる」と言われる理由と、その特性を肯定的に活かすヒントを詳しく解説します。

HSS型HSPが「変わってる」と言われる理由3選

1. 矛盾した性質が同時に存在するから

HSS型HSPは、「刺激を求めて外に出たい」という行動力と、「人混みや音に敏感で疲れやすい」という繊細さを同時に持っています。

  • 旅行やイベントが大好きだけど、終わったあとは寝込むほど疲れる
  • 会話を楽しんでいるように見えて、内心はずっと緊張している
  • 初対面でも話せるのに、急にフェードアウトしたくなる

このような“外向的なのに内向的”という二面性は、他人からすると理解しにくく、「不思議な人」と受け取られることがあります。

2. 行動と言動にギャップがあるから

周囲から見ると「明るくて行動的」なのに、本人は「人と会った日は翌日がしんどい」「SNSのやりとりすら疲れる」…そんなギャップがしばしば生まれます。

  • 積極的にイベントや新しいことに参加するのに、突然フェードアウト
  • 人前では明るく振る舞うのに、家に帰るとぐったり
  • 自信がありそうに見えて、自己評価は低め

この「外から見た印象」と「内面の本音」が一致しないことで、周囲とのズレが生まれやすくなります。

3. 一般的な価値観に当てはまらないから

HSS型HSPは、自分でも“普通の感覚”だと思っていても、多数派のルールやペースに合わせるのが苦手です。

  • 一つのことを極めるより、いろいろ試していたい
  • 毎日同じ環境にいると、逆に不安や退屈を感じる
  • 安定よりも自由と柔軟性を重視する

このような価値観の違いが、「変わってる」「協調性がない」と誤解される原因になることもあります。

HSS型HSPの特徴と3つの強み

1. 好奇心と行動力

  • 新しい体験や知識への欲求が強く、「やってみたい」が口癖
  • 情報収集能力が高く、SNSやニュースを常にチェック
  • 単調な日常よりも、変化と刺激がある環境を好む

ただし、過剰な刺激はすぐに疲れの原因になるため注意が必要です。

2. 深い共感力と観察力

HSS型HSPは、他人の感情に非常に敏感です。

  • 相手の表情・声のトーンから、心の変化を読み取る
  • 言葉にされない感情を察して行動する
  • 空気を読みすぎて気疲れすることもある

この共感力は、対人支援・接客・クリエイティブな仕事でとても強みになります。

3. 創造性と柔軟性

独自の感性を持ち、物事を多面的に捉えられるのも大きな特徴です。

  • 芸術やライティング、発想力が求められる仕事で力を発揮
  • マルチタスクが得意だが、疲れやすい面もある

HSS型HSPが抱えやすい「疲れ」の正体

過剰刺激による神経疲労

  • 日常の些細な刺激(音、匂い、情報)でも疲れてしまう
  • 多くの予定をこなすと、夜にどっとエネルギーが切れる
  • 無意識に気を使いすぎて、自己回復が追いつかない

“がんばりすぎ”の癖

  • つい周囲に合わせて無理をしてしまう
  • 頼まれると断れず、自分を後回しにしてしまう
  • 感情を表に出すのが苦手で、「限界です」と言えない

HSS型HSPが生きやすくなるためのヒント

自分の特性を理解し受け入れる

  • 「自分は矛盾している」ではなく「個性が豊か」と捉える
  • “普通”を目指すより、“心地よい自分らしさ”を探すことが鍵

刺激と休息のバランスを意識する

  • 1つ予定を入れたら、1つ休みをセット
  • 無理なスケジュールは避け、「空白時間」を優先的に作る
  • 「疲れる前に休む」ことが理想的な自己管理

共感し合える人間関係を築く

  • 無理に人と関わるより、自分をわかってくれる人と過ごす
  • HSPやHSS型のコミュニティもおすすめ
  • 気持ちを共有できる仲間がいるだけで、心の安心感が増します

HSS型HSPが人生で発揮できる“本当の力”

自分の特性を活かせるフィールドを見つける

HSS型HSPは、枠にとらわれない自由な働き方やライフスタイルに向いているとも言われます。

  • フリーランスやリモートワーク
  • 企画、発信、創作系の仕事
  • 自然に触れる時間が多い職業や暮らし方

自分に合わない環境で無理に適応するより、心が落ち着く場所・人・ペースを大切にしてみてください。

まとめ|「変わってる」は強さの裏返し

HSS型HSPは、「変わってる」「不思議」と言われることもありますが、それは独自の魅力や才能の現れです。

誰かと同じである必要はありません。
“自分のままで心地よく生きること”こそが、最大の自己肯定につながります。

疲れやすさも、感受性も、行動力も。
すべてを受け入れて、自分らしいリズムで日々を楽しんでいきましょう。

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shiro

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