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HSP(Highly Sensitive Person)は、感受性が豊かで、人との関係に深く気を配る傾向があります。
そのため、ちょっとした言葉や空気感に敏感に反応し、「ひとりで悩みを抱えてしまう」ことが多いといわれています。
- 周りにわかってくれる人がいない
- 気を遣いすぎて、人と一緒にいると疲れてしまう
- でも、本当は誰かとつながりたい
そんな気持ちを、あなたも感じたことがあるのではないでしょうか?
この記事では、HSPが安心して参加できるコミュニティの特徴と、信頼できるおすすめ7選をご紹介します。
目次
1. なぜHSPに「安心できるつながり」が必要なのか
孤独を感じやすく、悩みを共有しにくい

HSPは、人の気持ちを察しすぎてしまうあまり、自分の本音を後回しにしてしまう傾向があります。
その結果、誰にも相談できずに悩みを一人で抱え込み、孤独を感じやすくなります。
周囲に理解者がいないと、「こんなことで悩んでるのは自分だけかも…」と感じてしまい、さらに気持ちが沈んでしまうことも。
一般的なSNSでは刺激が強すぎる
TwitterやInstagramなどのSNSは、便利な反面、情報量や感情表現がとても多く、HSPには刺激が強すぎることがあります。
- ネガティブな投稿を見るとすぐ気持ちが引っ張られる
- 知らない人の言葉に過剰に傷ついてしまう
- “共感より競争”の雰囲気に疲れてしまう
このように、HSPはSNSでのやりとりに心をすり減らしてしまいがち。
そのため、もっと安心感のある、落ち着いたつながり方が必要です。
同じ気質の人と話すだけで救われることがある
同じように敏感で繊細な気質を持つ人と話すと、「あ、自分だけじゃなかったんだ」と感じられる瞬間があります。
それはHSPにとって、言葉にならない安心感や、深い癒しにつながります。
たとえ話さなくても、同じような人たちがいる空間に身を置くだけで、自己肯定感や安心感が自然と育っていくのです。
2. HSPに向いているコミュニティの特徴
強制されない・自由参加型
HSPは「しなければならない」「強制される」という空気にとても敏感です。
そのため、参加が自由で、無理のないペースで関われるコミュニティが向いています。
- 発言しなくてもOK
- チャットだけ、見る専だけでもOK
- 休みたいときは離れてもいい
こうした“自分の気持ちを大切にできる場”が、HSPには心地よく感じられます。
共感ベースで否定されない空間
「こんなこと言ったら引かれるかも…」と心配してしまうHSPにとって、否定されない空間はとても大切です。
HSP向けのコミュニティは、
- 相手を批判しない
- 「わかるよ」と共感してくれる
- 無理にアドバイスをしない
といった、“受け止めてくれる関係性”がベースになっています。
それだけで、安心して心を開くことができるようになるのです。
オンライン/顔出しなしでも参加できる
HSPの中には、「リアルの場が苦手」「人前で話すのがつらい」という人もたくさんいます。
そんな方でも参加しやすいのが、オンライン・顔出し不要のゆるやかなコミュニティです。
- LINEオープンチャット
- 匿名制のSlackや掲示板
- カメラオフのZoom会話
- 聞くだけ・読むだけ参加もOK
こうした環境であれば、自分の心地よい距離感を保ちつつ、無理なくつながることができます。
3. HSPにおすすめのコミュニティ7選
ひだまり|少人数制・やさしい空気感
「ひとりになりすぎないように」をテーマに、HSPの方の安心できるつながりを提供しているオンラインコミュニティ。
Zoomでの少人数お話会や、チャット交流など、静かで優しい場づくりが徹底されています。
- カメラオフ・聞き専OK
- 定期的なお話し会と自由参加の掲示板
- 無理せず距離を取りながらつながれる
SENSAI|LINEでつながれる匿名チャット
LINEの「オープンチャット」機能を使った、完全匿名・顔出し不要のHSP向けコミュニティ。
「静かな雑談」「共感ベースの交流」ができる場として、HSP・内向型の方に人気です。
- あいさつ不要、読み専でもOK
- 感受性が強い人に向けたやさしい話題が中心
- 入退出自由でストレスがない
HSPピアルーム|静かにつながれる癒しの場
Facebookの非公開グループ形式で運営されている、HSP専用のピアサポートルーム。
「言わなきゃ伝わらない」ではなく、「分かってくれる」前提の場だから、自然体でいられるという声も。
- 無理な交流なし・コメントも自由
- 心理学・気質理解に関する投稿が豊富
- SNSが苦手な方でも安心して関われる空気感
日本HSPメンタルカウンセリング協会|学びと共感の両立
HSPについて学びながら、心の整え方を身につけられる協会系コミュニティ。
講座やシェア会など、専門家とHSP当事者の交流をバランスよく提供しています。
- 自己理解を深めたいHSPにおすすめ
- オンライン講座や相談サポートが充実
- 守秘義務のある安心設計
ヤミトモ|交流イベント中心のリアルつながり
「話すことが苦手でも来ていい」がコンセプトの、リアルイベント中心の居場所づくり団体。
不安・生きづらさ・HSP気質などに共感を持つ人たちが、安心して集まれる雰囲気が魅力です。
- 全国各地で少人数の会を開催
- 聞くだけ参加、途中退席もOK
- 同じ空間を共有することで“安心”が生まれる
HSP Meetup|地域で集まるオフ会型
HSP向けの地域コミュニティ型オフ会イベント。
「リアルで人と会いたい」「でもゆるやかな集まりがいい」人にぴったりです。
- 参加自由・会話量少なめのイベント多数
- 事前に雰囲気がわかる説明あり
- 地域ごとのHSP仲間と出会える
心理士が運営するオンラインサロン|安心して悩みを話せる場所
公認心理師や臨床心理士が運営する、HSP・不安傾向のある人向けオンラインサロン。
専門的なケアを受けながら、少人数で静かなつながりを築けます。
- 月1〜2回のシェア会・対話会
- 相談や悩みの書き込みもできる安心設計
- 顔出し・強制参加なし
4. HSPがコミュニティを活用するときの注意点
無理に発言しなくてもいい
HSPは、「空気を読まなきゃ」「話さないと浮いてしまうかも」と、自分にプレッシャーをかけてしまう傾向があります。
でも、コミュニティは「話す人」だけのものではありません。
- 聞いているだけでも立派な参加です
- 無理に共感やリアクションを返す必要はありません
- 「何もできてない」なんて思わなくて大丈夫
気が向いたとき、心が少し軽くなったときに、ほんの一言を返すだけでも十分です。
それが“自然なコミュニケーション”であり、あなたのペースを大切にするということ。
そして何より大事なのは、「ただその場にいる」こと自体が癒しにつながるということ。
その場のやさしい空気を感じて、「自分はここにいていいんだ」と思えるだけで、HSPの心はじんわりと安心していくのです。
“合わない”と感じたらすぐ離れてOK
どれだけやさしい雰囲気のコミュニティでも、自分にとって心地いいかどうかは別問題です。
「なんだか疲れるな」「ここにいると気を張ってしまうかも…」そんなふうに感じたら、すぐに距離を置いてもいいのです。
HSPは、その場の空気や人の発言の“温度”に敏感なので、他の人が「いい場所だよ」と言っていても、自分にとってしんどいことは珍しくありません。
- 無理して馴染もうとしなくていい
- 「いい人を演じる」のをやめていい
- 合わない場を離れることは“自分を守る行動”です
つながりはひとつじゃありません。違和感に気づけるあなたの感性を信じてOKです。
情報だけ得る「見る専」でも十分効果あり
「発言はちょっと勇気がいる…」
「でも、みんながどんなことを感じてるのかは知りたい」そんなふうに思ったことはありませんか?
実は、「見ているだけ」「読んでいるだけ」の参加方法でも、HSPにとってはとても意味があります。
- 誰かの悩みに共感して「私だけじゃなかった」と感じられる
- やさしい言葉のやりとりを見て、心が温かくなる
- 自分の感情を整理するきっかけになる
見る専でも、“安心できる場所がある”というだけで、心がじわっと軽くなるのです。
そして、気が向いたときに、ほんのひとことでも言葉を返せたら、それはもう十分すぎる関わり方です。
無理なく、自分のペースで。それがHSPにとって、最も健やかなコミュニケーションのかたちです。
まとめ
HSPにとって、安心できるつながりは心の支えです。
でもそれは、「いつも話さなきゃ」「毎日交流しなきゃ」ではありません。
- 話してもいいし、黙っていてもいい
- 関わっても、離れてもいい
- ただ安心して存在できる空間があることが大切なのです。
紹介したコミュニティは、どれもHSPの気質に配慮されたやさしい場所ばかり。
まずは「見るだけ」「のぞいてみるだけ」からでもOK。
あなたにとっての居心地のいい場所が、きっと見つかります。
無理なく、心地よく、あなたらしいつながりを育てていきましょう。