占い

占いを信じるの、やめた。振り回されて気づいた「自分を信じる」という選択

「今日の運勢、悪いからやめておこう」——そんなふうに、占いで行動を決めていませんか?

私もかつては、毎朝スマホで星座占いをチェックして、一喜一憂する毎日を送っていました。
でもあるとき気づいたんです。

「これって、私の気持ちより、占いの言葉を信じてるかも」と。

この記事では、占いに振り回されていた私が、どうしてそれを手放し、自分を信じる選択をしたのか。


そのきっかけや、占いをやめてから見えてきた心の変化についてお話しします。

占いを信じるの、やめた。振り回されて気づいた“自分を信じる”という選択

最初は、ただの好奇心でした。
たまたまSNSで見かけた「今日の12星座占い」。


「あなたの恋愛運は絶好調!新しい出会いがあるかも」
そんなポジティブな言葉にワクワクしたり、
「今日は無理をしないで」というメッセージに安心したり。

そのうち、朝のルーティンはニュースより占いになり、気がつけば「今日動くべきか」「LINEを送るべきか」「転職してもいいのか」
大事な判断すら、占いに委ねるようになっていたのです。

星座占いについて

生まれた時に太陽がどの星座の位置にあったかで自分の星座が決まり、その星座に込められた意味からその人の運命や性格、相性まで占うことができる占いです。

出典:星座占いとは?

占いに頼りすぎていたあの頃

占いの言葉は、心にすっと入ってきます。
自分の感情がよくわからないとき、不安なときほど、答えをもらえる気がしてしまうから。

でもその分、私はどんどん「自分の気持ち」に鈍感になっていきました。

  • 相性占いで「合わない」と出た人とは距離を置いた
  • 星の動きが「停滞運」と言っていれば、新しい挑戦を見送った
  • 恋愛運が「良くない日」なら、相手に連絡するのをやめた

いつのまにか、私は自分で決めること”を怖がるようになっていたんです。
だって、失敗しても「占いがそう言ってたから」って思えば、ちょっとラクだったから。

でも、その「ラクさ」は、一方で私から行動する力を奪っていきました。

それでもやめられなかった、でも…

やめたいと思ったことは何度もありました。
でも、習慣になっていたし、「今日だけ見ておこう」と思って結局毎日チェックしてしまう。

そんな私が占いをやめたきっかけは、小さな後悔からでした。

ある日、ずっと気になっていた会社から面接の連絡が来たんです。
でもその日の占いは「今日は決断に向いていない日」「慎重になって」。
私はその言葉に従い、面接を翌週に延期しました。

その結果、他の候補者に内定が決まり、私のチャンスは消えました。

「なぜあのとき、自分の気持ちを信じなかったんだろう」
後悔したのは、占いのせい”じゃなく、自分の気持ちを無視したことでした。

占いはツールであって、答えじゃない

この経験をきっかけに、私は少しずつ占いから距離をとるようになりましたが、最初は落ち着かなくて、不安になったり、「このままでいいのかな?」とソワソワしたりもしました。


でも、時間が経つにつれて、少しずつ“自分の中にある声”が聞こえるようになったんです。

  • 「なんとなく今日は挑戦したい」
  • 「この人ともっと話してみたい」
  • 「今はちょっと待った方がいいかも」

その直感は、以前よりもクリアで、ブレにくい。
占いの言葉よりも、自分の感覚の方がしっくりくるようになっていきました。

ここで強調したいのは、占いを否定したいわけじゃないということ。
占いは、時に気づきをくれたり、背中を押してくれる存在にもなります。
でも、それは参考であって、絶対の答え”ではない。

占いに主導権を渡さないこと。あくまで人生を選ぶのは、自分。

占いをやめてよかったと思える変化

占いを見なくなったことで、不安が増すかと思いきや、むしろ心が軽くなっていきました。

自分の直感を信じられるようになった

占いを見ないと決めたことで、行動するたびに「自分で決めたんだ」という実感が持て、それが積み重なっていくうちに、自然と自己肯定感も高まっていきました。

他人の言葉に左右されにくくなった

以前は占いだけでなく、周りの意見にもすぐ流されていた私。


でも今は、「それって本当に私が望んでること?」と立ち止まって考えることができるようになりました。

小さな行動でも自信につながるように

「占いを見ずに決めて、ちゃんとできた」
その小さな成功体験が、積み重なって今の自分を作ってくれました。

占いに頼りすぎているかも…と思ったら

もし今のあなたが、
「占いを見ないと不安」
「ちょっとでも悪い結果だと、何もしたくなくなる」
そんなふうに感じているなら、今日だけでも、占いを見ないで1日過ごしてみてください。

はじめは不安でも、
その分、自分の気持ちと向き合う時間が生まれます

そしてそのうち、
「今日は自分の感覚で選んだ」
「自分で決めて行動できた」
そんな日が増えていくと、少しずつ自分に自信が持てるようになります。

まとめ:信じるべきものは、占いじゃなく“あなた自身”

占いは悪いものではありません。
でも、どこかでそれに頼りすぎてしまうと、自分の気持ちを見失ってしまうこともあります。

本当に大事なのは、自分の中にある“選びたい気持ち”を信じること。

占いの結果がどうであれ、最終的にその道を歩くのはあなた自身です。


自分の感覚、自分のタイミング、自分の直感。
それを信じて歩み出した先に、本当の意味での自分らしい幸せが待っていると、私は思います。

  • この記事を書いた人

shiro

・占いや心理学が大好きなブロガー ・MBTIや数秘術を学びながらブログで発信中 ・「自分を知ることで毎日がちょっと楽しくなる」 そんな情報をお届けしています。 読んだ人が前向きになれるような、性格診断&占いコンテンツを心がけています。

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